朝のお参り(勤行)の際には必ず塗香を体全体に塗り、丁子を口内に含ませ清浄にしてから始めます。塗香とは元々はインド発祥と言われています。心身の浄化や邪気を払うということに使われるようになり、それが仏教で取り入れられたという説があります。一方、丁子は料理をされる方とっては、丁子というよりもクローブと言ったほうが馴染みがあるかもしれません。丁子は紀元前よりインドや中国で殺菌・消毒剤として使われていました。口臭消しや歯痛を和らげたいときに噛むなどされていたことが記録にも残っています。毎日のお勤めで塗香・丁子の清浄なる体を保つことが一番のコロナウイルス対策かも知れません・・・?!
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