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密厳寺 和尚の小言
2021-12-10
正月飾り~正一位稲荷明神~
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長年日記
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今年も師走を迎え、あっという間に年の瀬を迎えました。拙寺では鎮守様として正一位稲荷明神様をお奉りしています。昨日、お檀家様が毎年のお礼を兼ねて大きなしめ縄装飾の飾り付けを御奉納頂きました。以前にも記させて頂きましたが、真言宗と稲荷明神(拙寺:京都伏見正一位稲荷明神)は深い縁起があります。弘法大師由縁の高野山や拙寺総本山長谷寺は基より全国各地の真言宗寺院では鎮守様として稲荷明神を祀っております。来年も五穀豊穣・商売繁盛・所願成就等々の願いが叶いますとことを御祈念申し上げます。因みに、奉納者は一年のお礼を兼ねて多くの方へしめ縄飾りをお渡ししています。正に施無畏であり拙寺本尊様を如実に顕す行いと感じます。
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2021-12-25
真言宗~お供え~
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長年日記
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真言宗の寺院では付法の八祖は、大日如来 、金剛薩埵 、龍猛菩薩 、 龍智菩薩 、金剛智三蔵 、不空三蔵 、恵果和尚 、弘法大師をいい、秘密法流の正系 (灌頂受法の相承)を示します。 また、伝持の八祖とは、龍猛菩薩、龍智菩薩、金剛智三蔵、不空三蔵、 善無畏三蔵 、一行阿闍梨 、恵果和尚、弘法大師をいい、歴史的に密教の伝持弘通(でんじぐずう)(経典儀軌の相承)に努められたお祖師さまです。 伝持の八祖像をみると、龍猛菩薩は三鈷杵 、龍智菩薩は 梵経 、金剛智三蔵は念珠を持ち、不空三蔵は外縛印 、善無畏三蔵は右手の人指し指を立て、一行阿闍梨は衣の袖下で印を結び、恵果和尚は童子を伴い、弘法大師は五鈷杵を持っておりますので、そのお姿や持ち物によって見わけることができます。 お祖師様のお供物は香炉に六器に樒をお盛り、米をお供え致します。真言宗ならでは秘密佛教(密教立)の法儀です
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