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密厳寺 和尚の小言


2020-05-14 五鈷杵磨きビフォー・アフター

画像の説明 密教の法具で弘法大師(空海)が遣唐船に乗り、本国に持ち帰った多くの法具・経典等の中で今なお、真言僧侶が最も大切に用いられているのが「五鈷杵」です。密教では,杵(きね)の形をした中央の握り両端に鈷の突起をつくりその鋭さによって煩悩を打ち破り,菩提心(仏性)をあらわすための法具とされています。今日は、銀製の五鈷杵を磨きましたが、普通の真鍮の仏具と違い銀製のものは磨き方が少々違います。今回は印泥(いんでい)の「箭鏃(せんぞく)」を全体に塗り込み磨き上げました(磨きに使用するには少々高い材料でした)。仕上がりまで5時間ほど掛かりましたが輝き具合は抜群です。矢張り、法具は良い物を大切に使いたいです。画像の説明

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