お仏壇にお供えすお膳を「霊供膳」と言います。昔、江戸時代前の戦国時代に戦場にかりだされた家長の無事を祈って、居ない家長の場所にお膳を置いた「影膳」に由来するとの説があります。現代では、霊供膳を供える代わりに故人の好きなものを供えることもあります。以前、ご主人を亡くされたご婦人が「故人は鶏肉が大好きで... ]と言われましたので「どうぞ四十九日の法事の際にお供えください」と言ったところ、当日に大きな七面鳥が丸焼でお供えされていました。ご廻向・読経しながら何故か七面鳥を供養して居るように感じられ、まだまだ、修行が足りないを痛感したことを覚えています
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