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密厳寺 和尚の小言


2020-04-04 六地蔵尊~塔婆淨書~ [長年日記]

画像の説明 北海道にも春の訪れが参りました。拙寺の仁王門を通ると六地蔵尊が参拝者を迎えてくれます。、私たちが生まれ変わる可能性があるすべての世界を六道と仏教では考えられています。罪を償う「地獄道」、困った人を見捨てた罰としての「餓鬼道」、動物として生まれ変わる「畜生道」、常に戦いを強いられる「修羅道」、煩悩を抱える「人間道」、天人が住むとされる「天道」があります。地蔵尊は、このすべての世界に出向き、衆生を救済してくれるのです。 今年も、参拝者の救済を願って塔婆を淨書致しました。

2020-04-07 奇門遁甲 [長年日記]

画像の説明 三国志一の天才軍師「諸葛孔明(しょかつこうめい)」が使用した術として有名な呪術の一つで、本日、日割(太陰暦)りをして密巌寺鎮守「正一位稲荷明神」様へ二十八宿供物をお供え致しました。「奇門遁甲」とは恋愛、病気、旅行、交渉事、営業に良いとされています。ここ一両日中には国が「緊急事態宣言」を出すようです。拙寺ではいち早く、病気蔓延を防ぐ呪術を致しました。

2020-04-08 曼荼羅~釈迦院~ [長年日記]

画像の説明 本日は仏教をお開きに成られた「お釈迦様」のご生誕を祝う日「降誕会」です。写真に写っているのは曼荼羅の盾です。曼荼羅は「金剛界」と「胎蔵界」から成り、その二部を以て両部界会といいます。曼荼羅には、胎蔵界曼荼羅に釈迦院があり釈迦如来(釈尊)を中央に、釈迦の四侍尊(虚空蔵菩薩・観自在菩薩・無能勝金剛・無能勝妃)の他、 遍知眼、毫相、五仏頂、三仏頂など、計39の諸菩薩・釈迦弟子によって構成されるています。昔は、余市仏教会でも五月にお釈迦様の誕生を祝い誕生会を多くのお稚児さんが参加し、灌仏(お釈迦様の像に甘茶を掛ける)や献灯・献花を行っていました。時代の流れと共に少子化の波も、仏教会まで押し寄せています。お釈迦様はルンビニでお生まれになり、七歩進んで天を指さし『天上天下唯我独尊』と言われたとされています。諸説ありますが七歩進まれたのは六道(天道、人間道、修羅道、畜生道、餓鬼道、地獄道)脱した悟りし人の意味があるとされています。六道輪廻の思想がここから始まったとも考えられています。 画像の説明

2020-04-12 何故、お寺に御幣が? [長年日記]

画像の説明 真言宗をお開きになった空海(後の諡号は弘法大師)は弘仁7年(816年)4月頃、紀州国の熊野で修行中の田辺の宿で常人とは思えない老翁に出会った。その後、7年の歳月が流れ弘仁14年(823年)正月19日、空海は東寺を時の朝廷より賜って真言宗の根本道場を開くため法文や曼荼羅、道具等を運び、経蔵を納めて真言の道場としました。真言宗には曼荼羅世界に顕されるように大日如来を中心に多くの如来から神々までの世界観が表されています。多くの真言宗のお寺では鎮守神として稲荷明神を祀っています。『稲荷大明神流記』には伏見稲荷大社と弘法大師の縁が書かれた書物もあり、真言宗では『弘法大師行状記』等にも記述が残っています。現代でも、真言宗のお寺では御幣を祀ります。それは、お寺にある天部の神々(例:毘沙門天、吉祥天、歓喜天等)が奉られている居るからです。

2020-04-19 星の下 [長年日記]

画像の説明 「この星に生まれる・・・」人はそれぞれ星の下に生まれるとは、古来より太陰暦(旧暦)から割り出すことができます。弘法大師が遣唐船で唐(現在の中国)から持ち帰った多くの宝物・密教経典の中に『宿曜経(正式名:文殊師利菩薩及諸仙所説吉凶時日善悪宿曜経)』があります。現代では、太陽暦で日々の生活が営まれていますが、先の大戦までは太陰暦が用いられて居ました。良く、日めくりのカレンダーなどの旧暦の日が書かれているのをご覧になった方も居られるでしょう。しかしながら、自分の生まれた年月日が旧暦で何年何月何日かは、あまり知っている人は多くないと思います。これを割り出すのが『万年歴』です。ひそかに他人の性格や相性を知るには、この旧暦が多く関わっています。後に、朝廷では二十七からなる「宿日」を用いて自らの性格や将来を占った記述が残っています。旧竹田宮宅の作家・政治評論家である竹田 恒泰氏はとある番組のインタビューで「自分の生年月日は教えないです。何故なら呪いを掛けられますから・・・」と、答えています。因みに、旧暦五月五日の曜日を調べるとその年の動向が解ると古くから言い継がれています。戦国武将が嫡男が生まれると決して誕生日時を知らせなかったのもこの説に由来しています。

2020-04-20 陰徳 [長年日記]

画像の説明 早朝、拙寺のご本尊前にてお参りに訪れる方である。お線香をあげると正面玄関前で経本を取り出し、お経を唱えている。何かのお願い事、何かの願掛けかも知れない?拙僧が朝の勤行・掃除を終えると、参拝者に声を掛けた。初老の参拝者は落ち着いた笑顔で「おなようございます」と言って読経を始めた。徳のある方は笑顔が素敵である。心穏やかな信仰の生活を顧みた気持ちになりました。 今日は、「二十大師」と言って、古くから弘法大師が御入定された前日とあって御利益を授かる日として知られている。徳は表情に顕れるもので、徳は人知れず積むことに大いなる御利益があるものです。

2020-04-28 北海道八十八ヶ所霊場  [長年日記]

画像の説明 5月1日から北海道八十八ヶ霊場の巡拝が始まります。新型コロナウイルスによる「緊急事態宣言」発令中の巡拝の始まりとなりました。拙寺でも巡拝者をお待ちして文珠堂(霊場本尊:十一面観世音菩薩)の清掃をし、ご用意を済ませました。御巡拝の皆様にはくれぐれもお気をつけてお越し願います。四国八十八ヶ所霊場では 「お知らせ」 新型コロナウイルス感染拡大防止の為、 納経所等を閉鎖している寺院があることをご了承ください。 皆様には大切な命を守るため巡拝の自粛をお願い致します。詳しくは下記の行事・特設欄をご覧ください。リンク先http://www.88shikokuhenro.jp/news/korona-kannsenntaisaku/ 巡拝も大切ですが、命の尊さを優先されますこと希望いたします。至心合掌
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2020-04-29 賓頭盧尊者~なで仏~ [長年日記]

画像の説明 お釈迦様のお弟子様で神通力第一とされた方であります。日本では食堂から、いつのまにか本堂の外陣(げじん)や回廊に祀られるようになり、病んでいる場所と同じ所をなでて治すと言うような風習が出来上がりました。拙寺では本堂に入る玄関に祀りられています。頭巾等は信者さまが御寄進頂いたものです。また、お賓頭盧さんは病気を治すだけではなく、亡くなった人を供養する役割や、厄払いの役割を担っています。世界中を新型のウイルスが蔓延しています。お寺にお越しの節は、疫病退散を念じて是非とも「お賓頭盧さん」を撫でては如何でしょうか・・・御利益をお授かりください。

2020-04-30 ウイルス対策?~塗香・丁子~ [長年日記]

朝のお参り(勤行)の際には必ず塗香を体全体に塗り、丁子を口内に含ませ清浄にしてから始めます。塗香とは元々はインド発祥と言われています。心身の浄化や邪気を払うということに使われるようになり、それが仏教で取り入れられたという説があります。一方、丁子は料理をされる方とっては、丁子というよりもクローブと言ったほうが馴染みがあるかもしれません。丁子は紀元前よりインドや中国で殺菌・消毒剤として使われていました。口臭消しや歯痛を和らげたいときに噛むなどされていたことが記録にも残っています。毎日のお勤めで塗香・丁子の清浄なる体を保つことが一番のコロナウイルス対策かも知れません・・・?!

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