古来より武士の守り本尊として崇められてきた摩利支天像です。昔、帝釈天(たいしゃくてん)がアスラ(阿修羅(あしゅら))と戦ったとき、日と月を守ったという。自らは陰形、つまり姿を見せないが、この神を念ずると、他人はその人を見ず、知らず、害することなく、欺くことなく、縛することなく、罰することがない天部の仏様とされています。五代明王の御前立ち像として勤修しております。猪の上に弓をかざしたお姿は勇猛であります。
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