21日拙寺の内陣天井が前日の突風で本堂屋根トタンが剥がれ、格天井が抜け落ちてしまいました。
お陰様でご本尊様や諸尊は大丈夫でしたがトタンを張り合えてから52年が経過し致しかねありませ(;。;)
劣化とわいえそろそろ修繕が必要な時期と感じました。
毎日のお勤めの御利益もあり最小限であった事が何よりの救いかと感じる今日この頃です。
北海道もいよいよ本格的な暑さが訪れる季節となりました
境内には前住職が総本山長谷寺より持ち帰った牡丹が境内に咲き乱れています
五月から始まった北海道八十八ヶ所霊場巡拝所の文殊堂には綺麗な白色の牡丹が咲いています
今年六月末には前住職の一周忌法要を執り行います
123年ぶりの節分が近づいてきました。
節分会の準備をしていますが、今年も護摩祈祷では『大般若経600巻』と転読し護摩行を行います。
翌二月三日は立春となります、多くに真言宗寺院や密教系(台密)寺院では『立春大吉』の札を飾ったり門柱に貼り付けます。
今年は124年ぶりですので五如来に因み五線の水引き札を作りました。
年初の21日は「初大師」と言って弘法大師の縁日です。全国の真言宗寺院では
お大師様のお参りを行います。
多くの大寺院では出店も出てはお大師様と共に商売繁盛・無病息災・健康長寿等の法要が行われています。
令和七年、西暦2025年、皇紀二六八五年(乙巳)元旦を迎えました
「一年の計は元旦にあり」との諺があります
今年の元朝には修正会を勤修し諸尊に精進供をお供えし世界平和・国家安穏を祈願いたしました
併せて私ごとながら拙僧の生前位牌を発注し元朝に開眼いたしました
拙僧は今年還暦を迎えます
今後の人生を想うとき「死」をどのように迎えるか位牌に赤字で生前名を刻みました
静かなる人生設計は利他行に励みたいと考えて居ります
南無十一面観世音菩薩
時代の流れか少子高齢化が進み、『家族葬』が流行のようである。大都市では良いかもしれないが過疎地域や田舎ではまだまだ地域の繋がりがあり香典のやり取りや近所付き合いがある。お亡くなりになった故人にも少なからず付き合いがあるはずである。都市型の葬儀形態では『家族葬』は受け入れられるかもしれないが、コミュニティーが存在する過疎地域や田舎ではなかなか難しいと思うのは拙僧だけなのかもしれない?向こう三軒両隣は死語になってしまったのか疑問すら禁じ得ない現代なのだろうか?
最近のテレビを見ているとやたらとテレビショッピングの放送が多いと感じる。先日、檀家さまがお亡くなりなり枕経に行ったところ「お布施を安く・・・」と言われた。今までにお布施を安くと言われたことが無く、ビックリしたのを覚えている。時代は刻々と変化しているとは云え「今なら30分以内ですと定価の半額です・・・」と勘違いされているのかもしれない。故人の葬儀費用は昔から生前の故人やご家族が葬儀費用を用意していたものであるが、これもマスコミ(テレビ)の影響かもしれない!?
明日の節分会には拙寺什物の成田山新勝寺第20世貫首 鶴見 照硯大僧正が開眼した成田山新勝寺の不動明王軸を一年に一度、特別ご開帳を致します。あまねく御利益が皆様に叶いますよう祈願申し上げます。 南無大日大聖不動明王
人の星は九星気学から占うことが出来る。色々な占いがあるが九星気学が「厄年」や「八方ふさがり」「表鬼門・裏鬼門」などを割り出すことが可能で占星を行う人は知っていいるはずである。
基本的には真北に入るのが「厄年」と言い九年一度は厄年が本来的には訪れる。「八方ふさがり」「表鬼門・裏鬼門」も同様である。厄年などの占いは古来の統計学が由来しているが平安時代には公家世界では行われていたと言われています。三十年ほど前に占星で有名な和尚さんと話したとき「細木さんは九星と二十七宿」で占ってるねと意見が合致したのを覚えている

仏教の「おみくじ」の由来は江戸時代に活躍し影の総裁とも呼ばれた慈眼大師天海僧正が夢枕に立たれたお告げを元に観世音菩薩を訪ね古木を見つけ造られたのが現在の「おみくじ」であり「元三大師百籤」に吉凶の詳細が書かれています。基本的には観世音菩薩ご真言「オンマキャキャロニキャソワカ」と七返或いは二十一返を唱えてから「みくじ函」を振って出た番号を「元三大師百籤」の解説本を読み聞かせ吉凶を教えます。「おみくじ」と「観世音菩薩」は強い関係があります。 南無観世音菩薩
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